ヴィッセル神戸MF三原雅俊(29)が5日、古巣V・ファーレン長崎との対戦に闘志を燃やした。チームはこの日、神戸市内で練習。

 3日清水戦(ノエスタ)の先発メンバーは、ボール回しなど約30分の軽めのメニュー。その他の選手は、7日のルヴァン杯長崎戦(ノエスタ)に向けてハーフコートのミニゲームを行ったが、雨の影響で約1時間で練習を終えた。

 先発出場が有力なMF三原は、14年に長崎に在籍した。「練習は走ることも多いし、できるまで同じメニューを2時間続けたこともある。きつかった」と苦笑いで振り返った。だが当時、高木監督の下で得たものは大きく「細かいところまで勝負にこだわる姿勢が身についた」と感謝する。

 「高木監督は相手への分析力が高いので、集中しないといけない。長崎はよく走るし強い選手も多いから、受け身ではダメ。主導権を握っていきたい」。成長した姿を見せるため、古巣撃破へ意気込んだ。