北海道コンサドーレ札幌が今季初の2戦連続完封負けを喫した。6日未明に発生した北海道胆振東部地震後初のホームゲームで2戦ぶりの白星は飾れなかった。

前半24分、守備ラインの裏を突かれて先制点を奪われた。後半3分には、PKを与えて2点目を献上した。ゴール裏には「北海道の為に勝利を」「北の大地は屈しない。俺達はこれからも愛する北海道と共に生きる」の横断幕が掲げられた。

MF宮沢裕樹主将(29)は「一緒に戦ってくれた実感があった。自分たちはサッカーで勇気づけるしかない。期待や声援に応えていくだけ」。

ミハイロ・ペトロビッチ監督(60)は「勝てば3位という状況で見えないプレッシャーが邪魔したのは確か。ここがチームの踏ん張りどころ」と振り返った。