札幌チャナティップ右太もも回復 次節東京戦出場へ

頼もしい攻撃の核が帰って来た。北海道コンサドーレ札幌MFチャナティップ(25)が16日、札幌・宮の沢での練習に復帰した。8日ルヴァン杯横浜F・マリノス戦で右太もも裏を痛め、12日リーグ戦前節松本山雅FC戦を欠場していた。この日、18日アウェーFC東京戦(味スタ)の遠征メンバーに入り、チームとともに敵地入り。開幕から11戦負けなしの首位チームとの一戦へ、チームが一気に活気づいてきた。

チャナティップが東京戦に出場する見込みとなった。痛めていた右太もも裏は「良くなってきた」と回復を強調した。この日、8日ぶりに全体練習に合流すると、ミニゲームにも参加しフルメニューを消化。東京戦のメンバーとして、空港へ移動するチームバスへ乗り込んだ。「東京は負けなし。難しいゲームになる。技術のところをしっかりやらないと勝てないって印象」と決戦を見据えていた。

8日ルヴァン杯横浜戦で後半途中から出場し負傷した。9日からチームを離れ、松本戦の出場も回避した。同戦は相手に押され気味も、今季初のスコアレスドローで勝ち点1は死守した。シャドー(1・5列目)を担いドリブルで切り込んでチャンスを作れるチャナティップの不在は、攻撃のアクセントを欠き、逆に存在の大きさを示す試合となった。試合後にミハイロ・ペトロビッチ監督(61)が「1週間ないし2週間という診断」と東京戦欠場も示唆していたが、最短での復帰でチームにポジティブな雰囲気が漂い始めた。

東京との相性は悪くない。昨季のホーム戦では、2-2から勝ち越しゴールを決めている。「将来的に日本代表の力になるんじゃないかな」と実力を認めている17歳のMF久保建英との対決も注目される。「今まで練習でやってきたことを試合でしっかり出さないと」。158センチの頼れるドリブラーが復帰した札幌が、首位チームに今季初黒星をつける。【保坂果那】

その他の写真

  • 右太もも裏痛から復帰した札幌MFチャナティップ(左)。右はDF進藤(撮影・保坂果那)