J1清水エスパルスの新加入FWカルリーニョス(25)が21日、静岡市内のクラブハウスで加入会見に臨んだ。

昨季から空き番になっていた10番のユニホーム姿を披露。背番号が固定制となった97年以降ではクラブ史上初めて外国籍選手がエースナンバーを背負うことになり「なぜ10番をつけているのかということをピッチで体現したい」と力強く話した。

期待のブラジル人助っ人は攻撃的なポジションを複数こなし、スピードが武器。前所属のスイス1部・FCルガノでは通算90試合で29得点を挙げている。欧州リーグでのプレー経験もあり、得点源としての期待は大きい。

いち早くチームにフィットするために、家庭教師のもとで日本語を勉強する準備も進めているという。23日の東京との開幕戦(アイスタ、午後1時)ではベンチ入りする可能性もあり「早くピッチに立ちたい」と急ピッチで調整を進めていく。【神谷亮磨】