札幌社長、報酬返納に「クラブに勇気をくれる提案」

北海道コンサドーレ札幌野々村芳和社長(47)が6日、札幌市内のクラブ事務所で、選手一同から4~9月の6カ月分の報酬の一部を返納する申し出を受けたことについて、取材対応した。

前日5日、主将のMF宮沢、選手会長のMF荒野、GK菅野の3選手から提案を受けた。同社長は「昨日選手を代表して3選手が僕のところに来て、選手たちで十分話し合いをして、一定の金額を選手としては削減することを決めたので、クラブに使って下さいという旨を伝えてきた」と明かした。

新型コロナウイルスの影響でJリーグは中断中。試合再開が見えず、クラブは約5億円の損失を見込んでいる。選手間で話し合いを設け、各選手の報酬の一定の割合の返納を確認。約1億円になる見込みという。

同社長はすでに10日ほど前に自身の給与の削減を申し出ている。「この大変な時期を選手とクラブが一緒になって乗り越えていきましょうってクラブに勇気をくれる提案だったと思う」と感謝。クラブとしては今後の経営状況次第で受け入れに応じるかを決定する。

「これはあくまでもうちの選手たちがクラブへの思い、北海道に対する思いでやっただけで、他の団体や他のクラブが同調しないといけないというのは決してない」と呼び掛けていた。