フットサルFリーグ2部のアグレミーナ浜松が今月から始動し、9月中旬のリーグ戦開幕に向けて、調整に励んでいる。6日は浜松・遠州灘海浜公園で走り込み中心のメニュー。約2時間、砂浜で足に負荷をかけ、体をいじめ抜いた。

昨季限りで現役引退し、選手から監督に昇格した山元優典(まさのり)氏(40=ライセンス取得後、監督正式就任)は、フィジカルとメンタルは連動すると説く。「両方を鍛え、接戦で競り勝つ力をつける。どんな場面でも、各自が良い判断をできる即興性も身につけさせる。ベテランが多いので、勝ち方をつかめば常勝チームになれるはず」。今後はセットプレーの修正にも意欲を示している。

新主将の鷲北一輝(28)は「今日の走り込みは、ここ数年で最もきつかった。これから自分も周りも鼓舞して、チームを引っ張っていきたいです」と力を込めた。2018-19季以来の1部復帰を目指し、体力強化を続ける。【倉橋徹也】