Jリーグは16日、ウェブによる第9回臨時実行委員会を開き、試合開催の可否を決める細部調整を行った。

まずは第1回のPCR検査を19、20日の両日で選手全員行うことを確認した。さらにPCR検査を2週間おきに、金曜日に実施すること。チームは試合会場へ出発前に全員検温し、37・5度以上の場合にはベンチ入りできないこと。リモマ(無観客試合)が終わり、一部客を入れて試合を実施した場合、観客も37・5度以上の場合には入場させないことなどを確認した。

試合に臨む最少人数の基準は14人(うちGK1人含む)にした。感染者などにより、試合に出場できる人数が14人より少ない場合には、試合日の2日前の正午までにJリーグ競技運営部に連絡し、最終的にはチェアマンの判断を仰ぐ。この場合にも、2種登録選手などを加えて試合が組めれば、試合実施の可能性はある。試合が成立する審判の数も3人でOKとし、3人に満たない場合にはチェアマンが判断する。

さらに継続審議だった優勝賞金は、通年の半分を支払うことが各クラブ代表者から承認された。各種賞金の残り半分に当たる約4億円はクラブへの補填(ほてん)などに充てる。