サンフレッチェ広島が5人の交代枠を駆使し、反撃。敵地で勝ち点1を得た。

スコアレスで折り返した後半、セカンドボールをうまく拾った相手に防戦を強いられた。後半13分、MF藤井智也(21)とFWドウグラス・ヴィエイラ(32)を投入。直後、藤井がハーフウエーライン付近からドリブルで敵陣深くまで切り込み相手DF陣を慌てさせた。さらに、今季初出場のMF野津田岳人(26)がピッチに立つと、同38分、ペナルティーエリア中央から左足で狙い、終盤の反撃へ転じた。

ただ、得点にはつながらなかったものの、野津田は「チームの流れを変えられるように、走って運動量を増やすことを意識していた。粘り強く戦えた。連戦が続き、途中交代が流れを変える。役割を全うすることが大事なんじゃないかな」と語った。