浦和レッズのMFエヴェルトン(27)が新システムの要としての自覚を示した。2日、さいたま市の大原サッカー場でのトレーニングに参加した後、オンラインで報道陣に対応。大槻毅監督(47)が今季から敷いてる4-4-2布陣の中でボランチとしてリーグ戦9試合に出場し、2得点と攻守に貢献している。エヴェルトンは「キャンプから新しいシステムに取り組み、努力した成果が出ている。かなり良くなっている」と手応えを口にした。

ポルトガル1部ポルトから期限付き移籍し、2年目を迎える。個人的な目標として「タイトルを取ること。それが浦和で今年できれば」と優勝へのこだわりをみせつつも、クラブとしてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権の獲得を目指していることも分かっている。エヴェルトンは「チームとして重要なのはACLに出ることなので全力を挙げていきたい。ベストを尽くして守備に貢献しながら前線でゴール、アシストに絡んでいきたいと思う」とフル回転していく姿勢をみせていた。