J2ジュビロ磐田に加入したコロンビア人FWファビアン・ゴンザレス(28)が28日、チームに合流した。磐田市内で行われた練習に参加。一部別メニューでフィジカルトレーニングなどをこなした。約1時間半の全体練習後には、志願したシュート練習で鋭い弾道を連発。初日の練習を終えると「日本でプレーできることをうれしく思う。早くピッチに立ちたい」と決意を口にした。

昨年まではコロンビアの強豪アトレチコ・ナシオナルでプレー。磐田への加入は「新しいチャレンジ」と位置付け、南米クラブ以外では初の移籍を決断した。身長187センチの大型FWはスピードも兼ね備えるアタッカーで、チームの新たな得点源として期待されている。

当面はコンディションを上げながら、チームへの完全合流を目指す。鈴木政一監督(66)は「性格も明るい。得点に関わる部分を出してほしい」と即戦力の加入を喜んだ。チームは開幕からの10試合を終え、6勝4敗で4位。「多くのゴールを取って、J1昇格の力になりたい」。期待の新戦力は1日でも早いデビューを見据えて急ピッチで調整を進めていく。【神谷亮磨】