既に7年ぶりの1次リーグ突破を決めていたセレッソ大阪は、最終戦を引き分けて首位で全日程を終えた。

前節から先発10人を入れ替えて、主力中心で勝ちにいったC大阪。仮に負けて2位転落となっても1次リーグ突破は決まっており、逆に傑志(香港)は初の突破のために全力で最終戦に臨んでいた。

C大阪は前半29分、MF原川の直接FKが右ポストに直撃。同37分にはFW大久保も絶妙のヘディングシュートを放つが、先制点を奪えなかった。

後半はDFチアゴ、FWタガートら主力を続々と投入した。ただリスクを負った戦いはせず、攻守のバランスを重視してプレー。しかし、途中出場のタガートが、以前から痛めていた内転筋を再び痛め、FW加藤と途中交代となった。結局は両軍ともゴールは奪えずに引き分けとなった。

今大会が3年ぶり4度目の出場となったC大阪は、初出場した11年に過去最高のベスト8、14年に決勝トーナメント1回戦(ベスト16)進出、18年に1次リーグ敗退となり、今回は過去最高の成績を狙う。決勝トーナメント1回戦は9月に行われる。