今季で勇退するプロフェッショナルレフェリーの村上伸次審判員、家本政明審判員が、Jリーグにおける最終戦を裁き、別れを告げた。

村上伸次審判員は、名古屋グランパス-浦和レッズ(愛知・豊田スタジアム)を裁いた。

試合後には両チームが花道を作った。すると、今季で退団する浦和の元日本代表DF槙野智章がユニホームを脱いで急接近。槙野の白いアンダーシャツには、ペンで「村上さんの笑顔が僕たちを気持ちよくプレーさせてくれました」などと、御礼のメッセージがあった。明るいお祭り男が、しっかりと役目を果たした。

また、家本政明審判員は、横浜F・マリノス-川崎フロンターレ(神奈川・日産スタジアム)を裁いた。こちらも花道を作って送り出され、両チームから特製ユニホームを贈られ、記念撮影で終えた。