三菱重工浦和レッズレディースが千葉レディースに1-0で勝ち、初優勝を果たした。WEリーグ勢による決勝。なでしこジャパン(女子日本代表)としてアジア杯にも出場していたFW菅沢優衣香(31)が後半22分に先制。3大会連続の決勝で、浦和は三度目の正直でついに優勝した。昨年12月に天皇杯を制した男子トップチームとともに“アベック優勝”となった。

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伝統の赤いクラブに新たなタイトルが加わった。昨年12月に天皇杯を制した男子に続いての頂点。楠瀬監督は「アベックで優勝できたのは、うれしいというより、ほっとしている」と胸をなで下ろした。

決勝点は、なでしこジャパンでも活躍したFW菅沢のゴール。後半22分に右クロスを受けると右足で押し込んだ。「サッカーのキャリアの中で、獲得したかったタイトル」。前回まで2大会連続で決勝に進出しながらも、あと1歩で涙をのんできた。

前身のさいたまレイナスFCでもプレーした元なでしこ、世界一の経験もある39歳のFW安藤は、仲間にうながされ優勝カップを掲げた。「レディースも一緒になって優勝というのは、クラブ全体でも目標だった。男子チームからすごい力をもらってました」。自身がドイツへ挑戦する直前の09年度も準優勝に終わり、ずっと悔やんでいた。「その試合の前は、サポーターの皆さんが(安藤の背番号)10番の旗を掲げてくれて。戻ってきて、皇后杯優勝を取れたのはうれしかった。特別な思いがありました」。

余韻に浸る間もなく、3月5日にはWEリーグが再開する。3位で迎える初戦はまたも千葉戦。初優勝の誇りを胸に、次はリーグ優勝をつかみにいく。

【磯綾乃】