ヴィッセル神戸などACLに出場する4チームが第10節を前倒しで実施した。今季初勝利を狙った神戸はアウェー横浜F・マリノス戦を0-2で落とし、開幕4戦目で2分け2敗となった。FW武藤嘉紀(29)が前半14分に左膝を負傷し、途中交代するアクシデントも発生。17本のシュートを放ちながら決定力不足で、4試合で早くも3度目の無得点試合となった。

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シュートは横浜の21本に対し、神戸は17本で真っ向から打ち合った。「得点のにおいはかなりした」(三浦監督)が、5本のシュートなど決定機を逃したFW小田は「あれだけチャンスがあったので、決めないといけないという気持ちが強い」。FW武藤も前半途中に決定機を外し、そのプレーで左膝を負傷。担架で途中交代するアクシデントに、指揮官は「検査してみないと分からない状況」と表情を曇らせた。これで開幕4試合で3度目の無得点試合だ。

この日を含めて守備も3度目の2失点。DF酒井は「2失点は事実、0(得)点だったことも事実。そこに目を向けずに、運(がなかった)だと言ってて、いつチームの成長があるのかと思う」とコメントした。