柏レイソルのDF田中隼人(18)が1日、ジュビロ磐田戦(3日、ヤマハ)に向けオンライン取材に応じ、個人の守備面での成長に手応えを口にした。

柏のアカデミーから今季加入。188センチの長身で左利きと将来性豊かな逸材で、昨年は2種登録でルヴァン杯でデビュー。トップに昇格した今季は、7月のヴィッセル神戸戦でリーグ戦デビューを果たし、以降、コンスタントにベンチ入りし、3試合でフル出場している。

磐田戦はDF上島が出場停止。6失点した前節のFC東京戦に続き、田中が再び先発起用される可能性は高い。田中は「東京戦での失点は、自分も大きく関わっているのは責任を感じている」と反省を口にする一方、「切り替えて磐田戦に向かっている。チームが勝つことを優先して、自分のアピールもできれば」とリベンジを誓った。

今季の前半戦はユースの同期のFW升掛、真家が公式戦で結果を残したが、田中はリーグ戦に絡むことができなかった。「同期のプレーを見て悔しい思いをしていた」と本音も漏らす。だが、腐らず、全体練習後に井原正巳コーチの守備指導を受け、課題の守備を鍛えていった特に、空中戦での競り合い、前に出て相手をつぶす守備を教わっている。田中は「井原コーチの現役時代はリアルタイムでは見ていませんが、すごい選手とは聞いています。井原さんのアドバイスはとてもわかりやすい。空中戦での飛ぶタイミングや体の使い方、相手との駆け引きの間合いを教わっています。今は守備面で、自分でも良くなっていると感じていて、リーグ戦に関われていると思っている」と自信と手応えを口にする。

この日、田中はU-20アジア杯予選(10~18日、ラオス)に臨むU-19日本代表に選出された。来年のU-20ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねており、田中は同代表での最終ラインを担う中心的存在でもある。「まずは1次予選を勝ち抜くことを第一に考えたい。U-20W杯は世界一を目指している。今の状態だとチームとしても個人としても世界一は程遠い。残り1年ですけど、レベルアップしないと感じています」と気を引き締めた。