G大阪が2-1と逆転で福岡を下し、今季初の2連勝で最下位を脱出した。

先制されたものの、DF三浦弦太(28)の約3年ぶりゴールで勝ち越し、アウェー福岡戦はこれで5連勝。通算3勝4分け9敗で勝ち点13とし、15位に浮上した。

  ◇  ◇  ◇

G大阪を逆転勝利に導いた三浦は「得点という形で、チームの勝利に貢献できてよかった」と喜んだ。

福岡に先制されたが、MF・Jアラーノの2試合連続得点で追いつき、迎えた前半32分。MF山本悠の直接FKからMFダワンを経由し、背番号5が左足で直接たたき込んだ。

「ダワンがいいところに落としてくれた。(利き足とは違う)左足だったので、あまりいろんなことを考えず、ミートすればいいと(思って打った)」

三浦の得点は20年7月22日広島戦以来、約3年ぶり。J1通算208試合6得点の元日本代表は、最近はけがの影響で先発を外れていた。5月29日のJ2徳島との練習試合でフル出場、2得点で完全復調。この日が5試合ぶりの先発復帰だった。

連勝指令を出していたポヤトス監督も「本当に今、いい感触を得ている。選手にとっても必要な勝利だった」と、連敗を5で止めた前節新潟戦に続く勝利に会心の笑顔だ。「チームが1つになって戦えており、そこが連勝につながった」と三浦。最下位から15位に浮上し、G大阪の大逆襲の夏が始まった。

【動画】G大阪今季初連勝で最下位脱出 三浦弦太3年ぶりゴールで逆転勝利「チームが1つになった」

【J1スコア速報】はこちら>>