京都サンガF.C.は17日、京都・城陽市内のサンガタウンで公開練習を行った。
ハードに行われたトレーニングでは、チーム最年長FW長沢駿(37)が気迫あふれるプレーを見せ続けた。止まることなく走り続けた37歳は「今日も休みなくゲームをやらせてもらった。この年になってこうやってやらせてもらえていることはすごく感謝しているし、それによって動けていると思うことも多い。今日もぶっ倒れそうなほど動いて、エネルギーを持ってプレーできている」と充実感を口にした。
20日清水エスパルス戦(サンガS)では、累積警告によりFWラファエル・エリアスが出場停止。最前線での起用が見込まれる長沢は、この日の練習でも左右のクロスから192センチの高さを生かしたヘディングを決めるなど存在感を示し、次戦を期待させた。
プロになって8クラブでプレーしてきたベテランは「僕は古巣が多いんで(笑い)」と古巣対戦自体への意識は強くないとしたが、下部組織から所属し、プロデビューも果たした清水には「特別なチーム」と気持ちを高める。このタイミングでチャンスが訪れる巡り合わせは、本人にとっても楽しみなものになる。
今季は途中出場で2ゴールを決め、8月以降は短時間の出場でも惜しい場面を作り出す勝負強さは健在。「ここまで長くやっていると、そういう(短時間の出場が続く)時間も多かった。そこで結果を残してきたからこその今の状況だと思うので、自分を信じている部分もある。チームのためにプレーすれば、必ず結果がついてくると思う」。経験豊富なストライカーが、静かに闘志を燃やした。【永田淳】



