2位長崎がホームで首位水戸を2-1で下し、4節ぶりに首位を奪還した。1-1の後半20分にMFマテウス・ジェズス(28)がPKを決めて勝ち越した。29日最終節でのJ2優勝とJ1自動昇格に王手。18年以来のJ1復帰に近づいた。J1初昇格がかかる水戸は2位に後退した。3位だった大宮は5位徳島に敗れて自動昇格圏内の2位以上が消滅。大分に勝利した千葉が3位に浮上し、逆転Vに望みをつないだ。
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長崎MFのMジェズスが勝ち越しPKを決めた瞬間、ピースタ史上最多2万人超の観衆が喜びを爆発させた。大声援に後押しされた長崎は序盤から水戸を上回り、開始早々の前半6分にセットプレーからDF新井が決めて先制した。同34分に追いつかれる緊迫の展開となるも、後半にペナルティーエリアに進入したDF米田がPKを獲得。「左足を出して、うまくもらえた」という絶好機をMジェズスが冷静にゴール右に蹴り込んだ。
負ければ目の前で水戸のJ2優勝が決まる中で、力強く競り勝ち、入れ替わりで首位浮上。勝てば文句なしでJ2優勝を決められる状況で、最終節を迎えることになった。主将の元日本代表MF山口は「お互い気の抜けないゲームだったが、みんなが後押ししてくれた。2位と1位は全然違う。優勝してJ1に上がりたい」と、29日徳島戦(鳴門大塚)での勝利を誓った。
◆最終節のJ1昇格争いの行方 第37節の結果により、J2優勝は首位長崎、2位水戸、3位千葉の3チームに絞られ、J1自動昇格圏の2位以上は水戸と勝ち点3差の4位徳島までで争われることになった。上位3チームは、3~6位が進出するJ1昇格プレーオフ(PO)進出以上が決定。PO進出残り3枠を徳島、5位大宮、6位仙台、7位磐田の4チームで争う。徳島と磐田は勝ち点3差だが、徳島が得失点差で14上回っているため、徳島は大敗しなければPO進出の可能性が高い。



