ヴィッセル神戸が特別大会「百年構想リーグ」を制した。鹿島アントラーズに0-2で敗れた。それでも2戦合計5-2で栄冠を手にした。
22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表の守護神として活躍したGK権田修一(37)が、神戸のゴールマウスに立ちふさがった。
前半3分にFWレオセアラに持ち込まれ、強烈な右足シュートを浴びたがビッグセーブした。続く同12分には再びレオセアラに決定的なヘディングシュートを放たれたが、ここもセーブした。
2失点したが、その後にもFW林晴己にヘディングシュートを打たれたが、またしてもビッグセーブ。権田の活躍がなければ、猛攻を仕掛けた鹿島の前に、第1戦の5点リードがなくなっていた可能性すらあった。
権田は優勝決定に「僕はJ2で2回優勝(11年東京、24年清水)しているんですけど、2回ともピッチに立っていなかったので、リーグ優勝の瞬間にピッチに立っていられたのはうれしかったです」と笑顔を見せた。
そして鹿島の猛攻を振り返り「相手も相当な圧力できましたし、そういう中でピンチがあることは想定していたので、自分自身もしっかり準備はできていました。本当にファーストレグ(第1戦)で大迫選手が3点取ってくれて、結果その3点が丸々僕らの貯金として残っていたので、本当にオフェンス陣が5点取ってくれたことに感謝したいなと思います」と話した。
ただ優勝したとはいえ、第2戦を白星で飾れなかったことは反省材料とした。
「この試合に勝ってチャンピオンになることが僕らのミッションだと言ってた。選手はみんなこの試合に勝つことをイメージして今日は臨んでいたので、そこは今後の宿題として残ったかもしれません」
そして目指すはやはりアジア制覇。来季のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)制覇に向けて、誓いを口にした。
「三木谷会長もおっしゃっていましたけど、僕らはあそこに忘れ物をしてきているので、そこをしっかり取りに行きたい。今日はゼロで負けてしまったので、そこの部分は僕らがまだまだ伸びる部分、伸びしろだと思っているので、もっともっとレベルアップして、もっともっと進化して来シーズンのJリーグもそうですし、ACLも取りにいきたい」
23年、24年に続くリーグ戦優勝、2度の天皇杯(19年、24年)と合わせ、5個目のタイトル獲得となった。常勝軍団へ、貪欲(どんよく)に歩みを進めていく。



