日本代表MF久保建英が所属するRソシエダードがアウェーでラヨ・バリェカノと対戦した。レッドカード1枚を含む11枚のカードが提示されるなど、大混乱の一戦となった。
前半から激しい攻防が続き、後半11分までに両者に2枚ずつのイエローカードが提示された。試合の流れが大きく変わったのは、Rソシエダードが2-1とリードしていた後半24分だった。
クロスからの攻撃でMFディアスに右足でゴールを決められ、ラヨが2-2の同点に追いついたかと思われた。しかしVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、主審がビデオを確認。ゴールの17秒前、RソシエダードのMFマリンが敵陣ペナルティーエリア内でDFラティウからタックルを受け、転倒させられていた。ラヨの同点ゴールが取り消され、RソシエダードがPKを獲得。FWオヤルサバルがPKを決め、リードを2点に広げた。
この流れで両軍ベンチがヒートアップし、互いにカードが提示された。後半11分に途中交代してベンチに退いていた久保にもVAR中にイエローカードが与えられるなどして、スタジアムは騒然となった。
久保はカードの理由について「多分みんながいた時に、僕に出されたんでしょうね。でも僕はそこにはいなかったんで、あまり分からないですけど。今日は荒れていましたし、審判もコントロールしきれてなかったんじゃないですか。僕は特に抗議とかはしていないです」などと説明した。
終盤はラヨ・バリェカノが猛反撃。後半39分、追加タイム9分と連続でゴールを決めて3-3に追いついた。同点弾を決めたFWラティウはユニホームを脱いで喜びを爆発させ、イエローカードが与えられた。
追加タイム12分には、ベンチに退いていたラヨのMFパラソンが、ピッチに入り込んで主審に猛抗議。レッドカードを提示された。
試合は3-3で終了。リーグ公式サイトによると、ラヨにはイエロー6枚、レッド1枚、Rソシエダードにはイエロー4枚が提示されており、カード11枚の荒れた試合となった。

