女子の常葉学園菊川(静岡)は目標の「18位の壁」を越えられなかった。

 1区の松井里帆菜主将(3年)が51位と出遅れると、重圧と焦りから2区以降もタイムを伸ばせず44位。好調ぶりを買われ、大会直前に当初の5区予定からエースが担当する1区に変更となった松井は「中間点を過ぎての上りで足が動かなかった」と悔やんだ。その上で「後半は思うような走りはできた。来年以降も今回の経験をいかして頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。

 2区を走った1年生の鈴木颯夏は「力不足でした。絶対に来年も再来年も都大路に出て、最高順位を目指したい」とリベンジを誓った。