ベルリンマラソンが16日、行われ、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)金メダルのエリウド・キプチョゲ(33=ケニア)が2時間1分39秒で世界記録を樹立した。「本当にきつかったが、このレースに十分な準備をしてきた。

従来の世界記録は2時間2分57秒を1分以上短縮し、人類初の2時間1分台に突入する快挙だった。

キプチョゲは5000メートルで04年アテネ五輪は銅、08年北京五輪では銀メダルを獲得。16年リオデジャネイロ五輪ではマラソン金メダルに輝いた。これでマラソンは11戦10勝と驚異的な勝率となった。

日本人トップは2時間8分16秒を記録した中村匠吾(26=富士通)の4位だった。