<陸上:織田幹雄記念国際大会>◇29日◇ホットスタッフフィールド広島◇女子100メートル障害決勝

昨年9月の世界選手権東京大会女子100メートル障害代表の中島ひとみ(30=長谷川体育施設)が、1回目のスタートでフライング判定を受けた。審議の結果、フライングにはならず、順位は4位のまま確定した。

中島は、一度スタートラインを離れたが、レースに戻った後は2度目のスタートを切り、13秒26の4位でフィニッシュ。電光掲示板には「抗議中での競技」を示す「P」の文字が点灯した。

フィニッシュ後、中島はスタンドへ頭を下げていた。取材にも応じ、「私、フライングをすることはないので、全く『出た』という意識、『早く出てしまった』意識もなくて…」と動揺した様子で語り始めた。

フライング後、審判からは「後ろに行ってください」と促された中島は「一度、(映像を)見せていただけませんか」と抗議に入ろうとした。

しかし、「ものすごく時間がかかってしまう。皆さんをお待たせしてしまっている状態にもなる」と中島。最後は大会側から「1本走ってください」と言われ、決勝に臨んだという。

審議の間、中島は「自分自身の現状がどんな感じかちょっと分からないので、(まわりの選手や観客に)本当に申し訳ない」と話していた。