ケンブリッジ“大学院生”デビュー戦へ「9秒台も」

“大学院生”デビュー戦を華々しく飾る。陸上男子100メートルのケンブリッジ飛鳥(25=ナイキ)が出雲陸上を翌日に控えた20日、会場の島根・浜山公園陸上競技場で前日練習。

今春から母校・日大の通信制大学院に進学した男は「ここ最近、体の状態はいい。自分でも楽しみ。頑張ります」と意気込んだ。総合社会情報研究科で人間科学を専攻。現在は履修を終えた段階で、まだリポートなどは書いていないが、今後、運動学など競技面に生かしていく。

オーストラリアでの今季初戦は10秒35。スターティングブロックがずれるアクシデントに見舞われて、本来の力を発揮できなかった。追い風2・0メートルの好条件だったこともあり、レース直後は気落ちもあった。ただ、もう気持ちは前を向いている。同じレースを走った桐生祥秀(23=日本生命)のタイムは10秒08だった。「刺激になっている」。まずは今秋の世界選手権(ドーハ)の参加標準記録10秒10を突破することが目標だ。「ここでしっかり走れれば、この先9秒台も見えてくる」と力を込めた。

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  • サブトラックで調整するケンブリッジ(撮影・上田悠太)