雑草魂がメラメラと高まっていた。

陸上の世界選手権の男子マラソン代表川内優輝(32)が6日、都内で行われたあった所属先である、あいおいニッセイ同和損保の壮行会に出席。今のマラソン界の話題は上位2人が代表に決まる「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)に集中する。一方、今回の世界選手権は東京オリンピック(五輪)の選考が絡まないだけに、やや注目薄。

川内は「世界陸上がMGCより下という環境は、燃えてくるシチュエーション。(男子代表)3人とも思っているのは、注目されていないからこそ、いい結果を出して、どうだ、やってやろうと思っている。男子マラソンの底力を見せてやろうと。逆境のが燃えるタイプが3人そろっている。ぎゃふんと言わせてやろうと燃えている」と語った。

今季からプロに転向し、時間の制約があった公務員時代と比べると、競技に打ち込める時間は一気に増えた。1年前は560キロだった8月の月間走行距離は今年、1000キロまで増えたという。「練習量を自信に変えて、8位入賞以上に向かってしっかりと頑張っていきたい」と抱負を述べた。

本番は30度近い暑さと湿気の中のレースとなる。前半は海外勢のペースの揺さぶりには付いていかず、省エネを貫き、中盤以降の勝負どころに備えるプランを描く。前回大会では3秒だけ入賞に届かず9位。その悔しさはドーハで晴らす。