女子マラソンの、さいたま国際(8日)の会見が6日、同市内であった。

2時間21分53秒の自己記録を持つ優勝候補ベレイネシュ・オルジラ(29=エチオピア)は「神様のお助けがあり、気象条件が整えば、優勝を目指したい。コース記録を破りたい」と意気込んだ。昨年10月のフランクフルトで転倒した影響で故障したが、「もう完全に回復しました。今は良好なパフォーマンスを出せる」と自信をみせた。

ハーフマラソンで1時間5分6秒の元世界記録保持者であるペレス・ジェプチルチル(26=ケニア)は「初マラソンになるが、いい結果を残したい」と抱負を述べた。2年前に娘が誕生し、産休を経て、今年10月に実戦復帰したという。「東京五輪はぜひ走りたい。そのためにも今回いいタイムを出さないとけない」と話した。