陸上の世界選手権東京大会が13日、国立競技場で開幕する。メダル候補に挙がるのが、やり投げで日本女子初の連覇がかかる北口榛花(27)、男子110メートル障害で24年パリ五輪5位の村竹ラシッド(23=ともにJAL)、19年ドーハ大会銅の“リレー侍”こと同400メートルリレー。34年ぶりに東京で開催される舞台で、メダルの獲得を目指す。

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陸上男子100メートルの世界記録保持者ウサイン・ボルト氏(39)が日本の“リレー侍”に期待した。11日、都内でイベントに出演し、13日開幕の世界選手権東京大会で注目する日本勢について「400メートルリレーは非常にドラマがあり、強くて、楽しみにしている」と答えた。ボルト氏は16年リオデジャネイロ五輪の同種目でアンカーとして金メダルを獲得。銀メダルが桐生らを擁した日本だった。

一方、自身が09年の世界選手権でマークした100メートル9秒58、200メートル19秒19の世界記録が更新される可能性については「いつか新しい記録が出ると思うが、今はまったく心配していない」。ボルト氏が最新シューズを履いて走った場合を科学的に研究・分析した結果、9秒42の数字が出たという。「現役を続けていてたら、また違った記録が出ていたのかな」と本人もまんざらでもなさそうだった。【首藤正徳】

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