川藤幸三

阪神OB総会の壇上であいさつする川藤幸三会長。話を聞く矢野燿大新監督(左端)とその右は揚塩健治球団社長
阪神OB総会の壇上であいさつする川藤幸三会長。話を聞く矢野燿大新監督(左端)とその右は揚塩健治球団社長

球団社長に向かってこんなことが言えるのはこの人しかいない。〝浪速の春団治〟川藤幸三阪神OB会長だ。2010年11月、田淵幸一の後任として7代目に就任した。降って湧いた大役。代打ではない。「こんなもん、普通は水面下で(打診が)あるもんやろ。ギリギリに着いたら、いきなりやってくれと。何をしたらエエねん」。それから8年。OB総会では川藤節が熱く響き渡った。17年ぶり最下位も若手が育っている。「自前で育てて一人前にしないと意味がない。今こそ腰をドシッと据えて、将来のタイガースの礎を、本当に強いタイガースを矢野監督の下で作ってください」。シビれたでぇ。ホンマのミスタータイガースや!(/_;)

<プロ野球・2018年12月2日掲載>