ホッケー男女日本代表の監督、主将が29日、来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねるワールドリーグ準決勝ラウンド(6~7月)に向けて東京都内で記者会見し、4大会連続出場を目指す女子の主将、中川未由希(ソニー)は「前線からのプレスを日本の武器としたい。何としても出場権を取る」と抱負を述べた。

 準決勝ラウンドは20チームを2カ所に分けて実施し、それぞれで3位までに入れば確実に出場権が獲得できる。4位に終わった昨年の仁川アジア大会後に就任した永井祐司新監督は、内紛で揺れたホッケー界に「明るい話題を提供できるようにしたい」と意気込んだ。