国際オリンピック委員会(IOC)は17日、世界中のトップ選手やコーチを対象にした教育サービスを始めると発表した。

 5月下旬からオンラインで使える仕組みで、五輪の中長期改革「アジェンダ2020」の一環として競技生活で時間が制約される選手の引退後も見据えて支援する。

 プログラム作成には4千人以上の選手やコーチも参加。IOCのバッハ会長は「多忙な選手と世界最良の教材の橋渡し役として素晴らしい機会になる」と説明した。ブブカ理事は「競技生活で勉強に時間を取るのは難しい。将来的にスポーツと教育を結びつけるものになる」と期待した。