日本が予選第2組で5位となり、全体9位で2016年リオデジャネイロ五輪での同種目の出場権を獲得した。

 日本は第1泳者から内田美希(20=東洋大)、池江璃花子(15=ルネサンス亀戸)、山口美咲(25=イトマン)、松本弥生(25=ミキハウス)の順番で挑み、3分38秒47を記録。8位のイタリアには0秒51届かず惜しくも決勝進出こそ逃したが、リオ五輪出場を手にした。

 ただ、泳いだ4人の表情には悔しさがにじんだ。14年ぶりに中学生として代表入りした池江は「緊張した。タイムもいまいちだったし、最後ばててしまった」と笑顔はなかった。目標に掲げていた日本新記録とメダルには遠い結果に終わり、最年長の山口は「悔しい。現実は厳しかった」と悔し涙を浮かべた。