米プロバスケットボールNBAのサンダーからフリーエージェント(FA)となっていたケビン・デュラントが4日、ウォリアーズに移籍すると発表した。

 今オフのFAの目玉で、米メディアによると5400万ドル(約56億円)の2年契約を結ぶ。選手の声を紹介するサイトで「自らの成長のためにウォリアーズを選んだ」と決断を説明した。

 27歳のデュラントは2007~08年シーズンに新人王に選ばれ、09~10年に史上最年少で得点王を獲得。13~14年には最優秀選手(MVP)に輝いた。米国代表として12年ロンドン五輪で金メダルを獲得し、8月のリオデジャネイロ五輪でもエースとして期待されている。今季MVPのステフィン・カリーを擁するウォリアーズは、先のNBA決勝ではキャバリアーズに敗れ、2連覇を逃した。