フィギュアスケート世界選手権、4大陸選手権代表の三原舞依(17=兵庫・芦屋高)が20日、宇都宮市での全国高校総体女子ショートプログラム(SP)でノーミスの演技で66・08点と高得点を出し、暫定1位につけた。

 腰痛や関節の痛みなどで本調子ではなかったが「しっかり準備できた」と満足げ。15年12月に「若年性特発性関節炎」という関節が痛む病気を発症。4カ月のブランクを経て、今季世界選手権(3月、ヘルシンキ)代表の座をつかんだシンデレラガールは「人前で滑れること自体が楽しい」と声を弾ませた。