ラグビー日本代表の19年W杯目標は8強以上-。日本ラグビー協会は19日、都内で20年までの戦略計画を発表。10年の計画では「8強」とされていた代表の目標を「8強以上」に上方修正した。15年W杯イングランド大会で3勝し、準々決勝進出が現実的になったことから4強までをも見据えた目標に変更した。新たに設定された20年東京五輪7人制の目標は、男女ともメダル獲得。昨年のリオデジャネイロ五輪で男子が4強入りし、これも手が届くところにきている。

 国内観客動員目標も、上方修正。W杯の活躍や日本のスーパーラグビー入りもあって10年の約63万人が16年は約92万人まで伸びたことで、19年に140万人という数字が20年に150万人と変わった。19年W杯で210万人の集客を目指すため、高い数字になった。財政面ではスポンサーや入場料収入の増大を見込み、現在の収入35億円から19年までに倍増の70億円を目指すことを決めた。