女子はリオ五輪金メダルの川井梨紗子が60キロ級、土性沙羅(東新住建)が69キロ級を制した。

 女子の金メダリスト2人は確実に代表入りした。60キロ級の川井は先に4ポイントを与えたが「4点を余分に取らないと」と冷静に考えつつ、地力に勝る内容で逆転勝利。69キロ級の土性は堅実な戦いで危なげなく2年ぶり5度目の優勝。世界選手権に向けて「この階級は強い選手ばかり。五輪で勝っても挑戦者として挑みたい」と謙虚だった。