女子決勝が行われ、平行棒1位の寺本明日香(21=中京大)と跳馬、床運動1位の宮川紗江(17=セインツ体操クラブ)が、世界選手権(10月、カナダ・モントリオール)の代表に選ばれた。既に内定している村上茉愛(20=日体大)、杉原愛子(17=朝日生命)とあわせ、4人が出場する。

 宮川は「床の演技が終わった後、すごい歓声で気持ち良かった。世界選手権でもメダルを持って帰りたい」と宣言。寺本は「全日本、NHK杯であきらめかけていたが、応援してくださる方がいるから恥ずかしい演技をしてはいけない、いい演技をしようと思った。今回は予選、決勝でミス無く安定した演技ができた」と喜び、「今回はチーム戦ではないが、みんなで頑張りたい」と抱負を語った。