LIXILは計2TDを決めて、エレコム神戸を下し、4勝2敗とした。エレコム神戸は3勝3敗となった。

 LIXILは第1クオーター(Q)3分31秒、RB白神有貴の6ヤードTDランで先制した。第3Q終盤にはエレコム神戸にエンドゾーン4ヤード前まで進入を許したが、守備陣が踏ん張り、得点を与えなかった。その直後、RB白神がロングランを連発。一気に相手陣まで進むと、最後はQB加藤翔平からTE長谷川賢吾への2ヤードTDパスが決まり、エレコム神戸を突き放した。

 富永一ヘッドコーチは「勝てた結果には満足しているけど、内容は…。オフェンスが攻めきれなかった」と唇をかんだ。第2Q序盤にエンドゾーン1ヤード前まで攻め込むも、決めきれないなど、トーナメントへの課題が残る内容となった。ただ、完封した守備陣については「前半は(相手の攻撃を)止めることができた。オフェンスが得点をとれないときもよく我慢した」とたたえた。