男子500メートルは長谷川翼(日本電産サンキョー)が制し、初の五輪切符を手中にした。

 加藤条治の持つリンクレコード(34秒63)を上回る34秒60の国内最高記録をマークした23歳は「レースのことは覚えていない。最後は足がちぎれてもいいと思って滑った」。今季はW杯メンバーから外れるなど苦戦が続いてきたが、一発勝負で結果を出した。「五輪は出るだけが目標ではない。もっと上げていきたい」と力を込めた。