世界ランキング36位の錦織圭(日清食品)が、同18位で第12シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)に4-6、6-2、6-1で逆転勝ちを収め、2回戦に進出した。対戦成績は錦織の5勝1敗となった。錦織は2回戦でメドベージェフ(ロシア)と対戦する。

 昨季、右手首を負傷した錦織は2月にツアー大会に復帰。5月27日に開幕する4大大会の全仏オープンに向け、錦織にとっては全仏と同じクレーコートの今季初戦だった。


錦 織24-6
6-2
6-1
1ベルディハ

勝利を収め、相手に歩み寄る錦織(ロイター)
勝利を収め、相手に歩み寄る錦織(ロイター)

◆錦織のコメント

「1試合目だったので出だしは良くなかったけど、2セット目からラケットが振れだしてバックが良かった。クレーでの戦いで体がついていっていないところもあった。フォアが打てなかったがバックだけで勝てた。サーブが良くなって勝利に導いてくれた。(右手首は)治療してみないとわからないが様子を見ながら(次に向けて)いい試合ができるように準備したい」


第3セット


   101112
錦 織       6
ベルデ            1

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク


▼第7ゲーム ベルディハのサーブ。0-30からバックのリターンエースで0-40。最後はベルディハのネット際のショットを見事に返して、錦織がブレークで勝利を収めた

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。30-0から相手のコードボールを拾ってネット際に返し40-0。フォアのミスで40-15。ダブルフォールトで40-30。ベルディハのフォアがアウトとなり、キープ

▼第5ゲーム ベルディハのサーブ。0-40からベルディハのボレーがネットとなりラブゲームで、錦織ブレーク

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。40-0からベルディハのフォアがアウトとなり、ラブゲームキープ

▼第3ゲーム ベルディハのサーブ。40-30から錦織のバックハンドがアウトとなり、キープ

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。40-0からベルディハのバックハンドがアウトとなり、ラブゲームでキープ

▼第1ゲーム ベルディハのサーブ。15-30からベルディハのダブルフォールトで15-40。ベルディハのバックハンドがネットとなり、いきなり錦織のブレーク

手を挙げる錦織(ロイター)
手を挙げる錦織(ロイター)
サーブを打つ錦織(ロイター)
サーブを打つ錦織(ロイター)
バックハンドでショットを放つ錦織(ロイター)
バックハンドでショットを放つ錦織(ロイター)

第2セット


   101112
錦 織       6
ベルデ           2

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク


▼第8ゲーム 錦織のサーブ。40-30からサービスポイントを奪ってキープ。錦織が1セット取り返す

■■■ゲーム間のインターバルで錦織はトレーナーを呼び、右手首付近をマッサージしてもらう

▼第7ゲーム ベルディハのサーブ。15-40から錦織のスライスショットにミスが出て30-40。錦織のバックハンドショットがアウトとなりジュース。イージーボレーをベルディハがミスし、錦織のアドバンテージ。ベルディハのフォアがアウトとなり、錦織のブレーク 

■■■ニューボールに交換 

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-0から錦織のフォアが決まりラブゲームでキープ

■■■ゲーム間のインターバルで錦織はトレーナーを呼び、右手首付近をマッサージしてもらう

▼第5ゲーム ベルディハのサーブ。30-30からベルディハのダブルフォールトで30-40。ベルディハのバックハンドショットがネットとなり、錦織のブレーク 

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。40-15からバックハンドのショットにミスが出て40-30。ベルディハのサービスリターンがアウトとなりキープ

▼第3ゲーム ベルディハのサーブ。錦織のミスが続き40-0。サービスポイントでラブゲーム

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。40-15からバックハンドの返球がネットとなり40-30。フォアの返球がアウトとなりジュース。センターへのサービスエースでアドバンテージ。ベルディハのボレーがネットに掛かりキープ

▼第1ゲーム ベルディハのサーブ。15-40から連続ポイントでジュース。サービスポイントでアドバンテージ。最後は錦織の返球を逆クロスで決めてキープ


ショットを放つ錦織(ロイター)
ショットを放つ錦織(ロイター)

第1セット


   101112
錦 織         4
ベルデ       6

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク