日大のラフプレー問題を受けて24日、プロ野球DeNAの本拠地横浜スタジアムのダッグアウト前に掲示されていた「スポーツ日大」の広告がDeNA-中日8回戦前に消えた。

 前日まではベンチの上部を1周するように広告があったが、青いテープのようなもので覆われ、文字がなくなった。DeNA球団の関係者によると、日大からの申し出で「スポーツ」の要素を除いたロゴに差し替える方針だったが、代替の広告が間に合わなかったという。ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームではベンチ前にある「日本大学」の広告デザインが変更。従来は日本大学の文字を囲んでいた赤い縁がなくなった。

 日大の広告看板を掲出している阪神の本拠地甲子園球場は状況を見守っている。球場関係者は「事実関係がはっきりして何らかの結果や処分が出たら、それをかんがみて判断したいと思っている」と説明した。