羽生結弦2作目モニュメントにしみじみ「感慨深い」

フィギュアスケートの羽生結弦(24=ANA)が20日、地元・仙台市で行われた、モニュメントデザイン発表式に参加した。同市が羽生の活躍をたたえて地下鉄東西線国際センター駅に設置する。会場には抽選で選ばれた約600人のファンが集まり、五輪(オリンピック)2連覇の羽生は今後の夢、復興への思い、ファンへの感謝などを語った。

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肌寒さが残る仙台に、羽生は上下黒のスーツに春を連想させる桜色のネクタイ姿で会場に現れた。2万113通の応募の中から抽選で選ばれた約600人のファンから、大歓声で迎えられると自然と笑顔が弾けた。壇上の中央には赤い幕で隠されたモニュメント。発表を待つファンの前で、赤い幕を引いて披露した。18年平昌(ピョンチャン)五輪でのフリー「SEIMEI」での演技冒頭のポーズ姿がデザインされたモニュメントが披露されると、再び大歓声に包まれながら笑みを浮かべた。

14年ソチ五輪優勝後に作られたモニュメントに続き自身2作目。「記録として残るだけではなくて、モニュメントとして歴史に刻まれるってことがすごいこと。本当に2連覇したんだなという感慨深いものがある」としみじみ。地元でフィギュアスケートに打ち込む子どもらには「いつどこで自分が見ても気持ちよく思える自分を目指して下さい」とアドバイスを送った。式の途中には2度、デザインと同じ「SEIMEI」ポーズを披露。30分間の式で、氷上と変わらない輝きを壇上でも見せた。【佐々木隆史】

◆羽生のモニュメント 日本フィギュアスケート発祥の地とされる仙台市「五色沼」そばの地下鉄東西線国際センター駅南口側が設置場所。強化ガラス板に「SIMEI」ポーズが刻まれたモニュメントが建てられる。17年にも同所に、ソチ五輪SP「パリの散歩道」の決めポーズがデザインされたモニュメントが、トリノ五輪金メダルの荒川静香さんのモニュメントと一緒に並んで建てられた。今回はその2つの横に並ぶようにして建てられる。羽生の出席は予定されていないが、29日に除幕式が行われる。

その他の写真

  • 新たなモニュメントデザイン(右)の前で手を振る羽生(撮影・林敏行)