岩手・一関市出身で、今季までB1秋田ノーザンハピネッツでプレーした小野寺祥太(24=盛岡南高)が20日、B1琉球ゴールデンキングス(沖縄)に移籍することを発表した。

183センチのポイントガードは今季まで秋田で2季プレー。昨季はB1復帰に貢献し、今季は47試合(先発37)の出場でチーム2位の143アシスト、1試合平均5・8得点をマーク。シーズン後の4月26日に自由交渉リストに公示され、新天地を求めて移籍交渉していた。

西地区所属の琉球はBリーグ創設初年度からプレーオフ進出を続け、2季連続地区V中の強豪。小野寺は秋田のブースターに向けて「バスケに熱い秋田、そしてファンの皆さんの前でプレーできて、とても楽しい2シーズンでした」と声援に感謝し、「今度対戦したときには優しいブーイングでよろしくお願いします! 成長した姿を見せられるよう頑張ってきますので、会場でまた会いましょう。ゴーゴーハピネッツ!」とコメントを発表し、別れを惜しんだ。

秋田は今月10日、新司令塔のポイントガードに、今季B1横浜の主将を務めた細谷将司(29)の新入団を発表している。