柔道着、国名ではなく「IJF」が増えている理由は

柔道のグランドスラム・大阪大会(兼20年東京五輪代表選考会)第2日が23日、丸善インテックアリーナ大阪で行われる。男子73キロ級、81キロ級、女子63キロ級、70キロ級の4階級の試合が実施される。

大会第1日の22日には、日本を含む多くの選手が、国名ではなく、大会主催者の国際柔道連盟「IJF」と記されたゼッケンを背負っているのが目立った。日本代表であれば「JPN」だが「IJF」だった。特に、今大会は日本選手が1階級4人出場しているため多いようにみられた。

柔道の主要国際大会では、試合前に特殊な測定器を使って、柔道着の袖口の大きさや襟の厚さなどを検査する。対戦相手がつかみにくいように細工を施し、組み手争いで少しでも優位に立とうとする“違反柔道着”を取り締まるためだ。

IJFは公平に競技が行われるよう、細かく生地や縫製の仕方などの規定を設けている。直前検査で「不適格」と判断された場合、主催者が用意した道着を着て試合に出場する。

女子代表の増地克之監督(49)は「近年、柔道着の検査が非常に厳しくなっている。対策を考える必要がある」と話した。