第3シードで世界4位の大坂なおみ(22=日清食品)が、2年連続でベスト4止まりに終わった。昨年の全豪準決勝の再現となった同2位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)との対戦に、7-6、6-7、2-6で敗れ、惜しくも自身初の4大大会前哨戦優勝はならなかった。
大 坂 | 1 | 7-6 6-7 2-6 | 2 | Ka・プリスコバ |
第3セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ○ | 2 | |||||||||||
プリス | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 6 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
▼第8ゲーム プリスコバのサーブ。40-15から大坂がフォアハンドウイナー。40-30の土壇場で大坂がクロスへのフォアハンドウイナーでジュース。4度のジュースから最後は大坂のバックがアウト。大坂は逆転負けを喫し、初の決勝進出を逃した
▼第7ゲーム 大坂のサーブ。ラブゲームでプリスコバがブレーク。第6ゲームで3本のブレークチャンスを逃した影響か…
▼第6ゲーム プリスコバのサーブ。0-30からプリスコバのバックがネット。30-40からワイドへのサービスエースでジュース。センターへのサービスエースでアドバンテージ。最後は大坂のバックでのリターンがネットとなり執念のキープ
▼第5ゲーム 大坂のサーブ。15-0からダブルフォールト。40-30から大坂のバックがネットとなりジュース。大坂が落ち着いてグランドスマッシュを決めアドバンテージ。最後はプリスコバのリターンがアウトとなりキープ
▼第4ゲーム プリスコバのサーブ。30-0から大坂を左右に振り最後はボレー。40-0から大坂のリターンがアウトとなりキープ
▼第3ゲーム前 大坂は頭からタオルを覆いながらコーチの話を聞く。表情は暗いが耳を傾け、最後はタッチを交わした
▼第3ゲーム 大坂のサーブ。30-15から強烈なバックハンドウイナー、会場が沸く。40-15からプリスコバのバックでのリターンはサイドアウトとなりキープ
▼第2ゲーム プリスコバのサーブ。40-15からワイドへのサービスエースでキープ
▼第1ゲーム 大坂のサーブ。プリスコバがバックハンドウイナーでファーストポイント。30-40からプリスコバがフォアハンドボレーを決めブレークに成功
▼ゲーム前 プリスコバがトイレットブレーク。大坂は着替えを行い、最終セットに備える
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 3 | 6 | ||||||
プリス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 7 | 6 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
■タイブレーク
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ◎ | ◎ | 3 | |||||||
プリス | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 7 |
○はキープ、◎はミニブレーク
▼タイブレーク※カッコ内のスコアは左が大坂
0-1から大坂のフォアがサイドアウトとなりミニブレーク。1-3から大坂がバックハンドウイナーでミニブレーク。2-3からプリスコバが連続のミニブレーク。3-6から最後は大坂のフォアがアウト。第2セットはプリスコバが奪った
▼第12ゲーム 大坂のサーブ。15-30からバックハンドウイナーに「カモン!」と絶叫。40-30から大坂のバックがネットとなりジュース。アドバンテージ・プリスコバから大坂のフォアがわずかにサイドアウト。土壇場でプリスコバがブレーク
▼第11ゲーム プリスコバのサーブ。15-40からセンターへのサービスポイント。30-40からダブルフォールトで大坂がブレークに成功
▼第10ゲーム 大坂のサーブ。30-0からワイドへサービスエース。最後はプリスコバのリターンが大きく外れキープ
▼第9ゲーム プリスコバのサーブ。30-15からセンターへサービスエース。最後は大坂のリターンがアウトとなりキープ
▼第8ゲーム 大坂のサーブ。15-30からワイドへサービスエース。40-30からプリスコバがボレーを決めジュース。大坂が粘ってキープ
▼第7ゲーム プリスコバのサーブ。15オールから大坂がフォアハンドウイナーで「カモン!」の声。40-30からチャレンジで判定が覆り、センターへのサービスエースでキープ
▼第6ゲーム 大坂のサーブ。40-15からワイドへのサービスエースでキープ
▼第5ゲーム プリスコバのサーブ。15オールから大坂の逆をつくバックハンドウイナー。40-15から大坂のリターンがネットとなりキープ
▼第4ゲーム 大坂のサーブ。センターへのサービスエースで15-0。30-15からグランドスマッシュ。40-15からプリスコバのリターンがアウトとなりキープ
▼第4ゲーム前 プリスコバは給水をしながらコーチと会話。話に耳を傾け落ち着いている様子
▼第3ゲーム プリスコバのサーブ。15-30からプリスコバのフォアがネット。30-40から大坂のフォアがネットとなりジュース。アドバンテージ・プリスコバから大坂のリターンがアウトとなりキープ
▼第2ゲーム 大坂のサーブ。15-30から自身のミスにいらだちラケットでシューズをたたく。2連続のサービスポイントでジュース。アドバンテージ大坂からプリスコバのリターンがネット。大坂が冷静さを取り戻しキープ
▼第1ゲーム プリスコバのサーブ。2度のジュースからプリスコバが連続のサービスポイントでキープ
▼ゲーム前 大坂はコーチとベンチで話し合う。第1セットを取ったことからか、表情に余裕が感じられる
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 12 | 7 | ||||||
プリス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | 6 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
■タイブレーク
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大 坂 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 12 | ||||||||||
プリス | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 |
○はキープ、◎はミニブレーク
▼タイブレーク※カッコ内のスコアは左が大坂
1-0からプリスコバのクロスへのフォアがサイドアウト。2-1から2連続でプリスコバがミニブレーク。2-3から息の詰まるロングラリーとなり大坂のバックがネット。2-4から大坂がロングラリーを制してミニブレーク。「カモン!」の声。4オールから大坂がワイドへサービスエース。5-4からプリスコバがダブルフォールト。6-5から大坂のフォアはサイドアウト。7-8から大坂がセンターへサービスエース。8オールから大坂がスマッシュを決める。9-8からプリスコバのコードボールがイン。11-10から最後はプリスコバのフォアがサイドアウト。大坂が第1セットを先取した
▼第12ゲーム プリスコバのサーブ。30-15からワイドへのサービスエース。40-15から大坂の浅いボールをフォアハンドウイナー。タイブレークに突入
▼第11ゲーム 大坂のサーブ。30-15からバックのショートクロスを用いてポイント。40-30からバックハンドの撃ち合いとなり、最後は大坂がウイナーでキープに成功
▼第10ゲーム プリスコバのサーブ。0-15からこの試合初のダブルフォールト。40-30から大坂がフォアハンドウイナーでジュース。5度ジュースとなるもプリスコバが粘りを見せキープ
▼第9ゲーム 大坂のサーブ。30オールからもロングラリーとなり大坂のバックがわずかにネット。30-40からもロングラリー、大坂が粘ってジュースに持ち込む。3度のジュースから大坂がサービスエース。最後はプリスコバのリターンがアウトとなりキープ
▼第8ゲーム プリスコバのサーブ。30-15からセンターへのサービスエース。最後もセンターへのサービスエースでキープ
▼第7ゲーム 大坂のサーブ。相手の逆をつくバックハンドウイナーで15-0。30-0からクロスへの強烈なフォアハンドウイナー。40-15からセンターへのサービスエースでキープ
▼第6ゲーム プリスコバのサーブ。ラブゲームでキープ
▼第5ゲーム 大坂のサーブ。30-0からワイドへのサービスでオープンコートを作りフォアハンドウイナー。最後はサービスエースでキープ
▼第4ゲーム プリスコバのサーブ。40-0からセンターへのサービスエースでキープ
▼第3ゲーム 大坂のサーブ。ラブゲームでキープ。大坂はサーブ、ストロークともに安定している
▼第2ゲーム プリスコバのサーブ。大坂が強烈なバックハンドウイナーで0-15。30オールからワイドへのサービスポイント。最後はフォアハンドウイナーでキープ
▼第1ゲーム 大坂のサーブで試合開始。ファーストポイントは大坂。30-0からセンターへのサービスエース。40-15からフォアハンドウイナーでキープ
▼試合前 大坂はヘッドホンをしながら笑顔で会場入り。コイントスに勝った大坂がサーブを選択