ラグビートップリーグ延期は「苦渋の決断だった」

ラグビーのトップリーグは26日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、第7節(2月29~3月1日)と第8節(3月7~8日)の計16試合の開催延期を発表した。代替試合は第7節が3月21~22日、第8節が5月2~3日の予定。開催延期試合のチケットは払い戻す。都内で取材に応じた太田治チェアマンは「W杯の影響で既に42万人を超えるお客さんが来ている中、苦渋の決断だった」と経緯を説明した。

「無観客試合」、「延期」、「中止」の選択から検討。危機管理チームを立ち上げ、情報収集してきた。「(新型コロナウイルスは)この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際である」という専門家会議の見解があり、選手や来場客の健康面などを考慮。プロスポーツ界で真っ先にJリーグが延期を決めたことも踏まえ、トップリーグも試合の延期を模索した。

試合会場確保のめどが立ったことから、所属チームへ25日に延期を伝えた。「やむを得ない」など賛成する声が相次いだという。第9節(3月14~15日)以降の日程は、今後の状況を見た上で判断する。再開時期がこれ以上遅れた場合、太田チェアマンは「試合のない週がないため、中止にせざるを得ない」との見解を示した。

開催延期で試合のない期間には、これまでの試合を振り返る動画配信などトップリーグを盛り上げる企画を行う予定。