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◆今日の誕生日

ジョニー・ウィアー(1984年)

 →Pick Up!

マディソン・チョック(1992年)

 米国の女子アイスダンス選手。ジュニア世界2冠、14年ソチ五輪(オリンピック)8位、18年平昌五輪9位、15年世界選手権銀メダルなど。4大陸選手権2連覇中

伊勢野花(2005年)

 いせ・ののか。日本の女子シングル選手(ジュニア)。18年全日本ノービス選手権3位など


Pick Up! - ウィアー

04~06年に全米選手権を3連覇した男子シングルの名スケーターが36歳になりました。

12歳でスケートを始め、わずか4年で01年の世界ジュニア選手権を制覇。さらに3年後、19歳でシニアの全米王者になりました。五輪成績は06年トリノ大会5位、10年バンクーバー大会6位。世界選手権は08年に銅メダルを獲得しました。

13年に引退。その後、日本で話題になったのは18年8月でした。2月の平昌五輪で冬季大会2連覇を遂げた羽生結弦が、翌18-19年シーズンの新ショートプログラム(SP)曲にウィアー氏の「秋によせて(オトナル)」を選んで発表したからです。



羽生がエフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)とともに憧れの存在として名前を挙げるスケーター。そのウィアー氏が04-05年、05-06年シーズンのフリーで滑り、日本のNHK杯(04年)で優勝したこともあるプログラムでした。

羽生は小学生のころ、まねしていたといい「僕のスケート人生の中でも非常に印象に残っているプログラムの1つ」。このナンバーをSP曲とし、2度の世界新記録を打ち立てました(18年11月ロシア杯での110・53点など)。

今年2月、羽生は4大陸選手権(ソウル)で平昌の金プログラム「バラード第1番」に回帰し、SPで通算4度目の世界新記録となる111・82点をマーク。その時、ウィアー氏はツイッターで「Yuzuru Hanyu is king. New world record score for his short program at Four Continents Championships. Absolute wizardry.(ユヅル・ハニュウは王様だ。4大陸選手権のSPで世界記録を更新した。完全無欠の魔法だった)」と祝福しました。羽生への“卒業証書”のようでした。

ウィアー氏は現在、衣装デザインを手掛けたり、プロスケーターとして活躍。一方で22年のプロ引退も宣言しています。その前に日本のアイスショーで再び演技を見られるのか、新型コロナウイルスの終息を願うばかりです。


◆今日の出来事

18年平昌五輪の男子シングルで66年ぶりの冬季大会2連覇を達成した羽生結弦が、官邸で行われた国民栄誉賞の表彰式に出席。個人としては最年少で、冬季五輪の金メダリストでは初の受賞となった(2018年)記事にリンク>>


◆今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2014年2月20日
2014年2月20日

14年2月、ソチ五輪フィギュアスケート女子フリーの演技を終えて感極まる浅田真央。