スポーツ庁の室伏広治長官(46)が5日、都内で会見した。

8日には体操の国際大会「Friendship and Solidarity competition」(東京・国立代々木競技場)が開催される。コロナ禍以降、国際大会の開催は国内初。室伏長官は「PCR検査、選手の行動計画も含め、来年に向けた1つの試金石になることは確実」と話した。

大会を巡っては、出場予定だった内村航平(31=リンガーハット)がPCR検査で1度は陽性との結果が出たが、再検査では「偽陽性」と判定された。来夏の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックでもコロナ対策が必要になる。「様々なことが起こり得ると想定される。あらかじめ統一的な対応をしっかり定めておくことが大切」と述べた。