フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(26=ANA)が、約10カ月ぶりの実戦となる全日本選手権(24~27日、長野市ビッグハット)に向けた思いを語った。23日夜、フジテレビ系ニュース番組「Live News α」のインタビューに応じ、拠点のカナダに戻れなかった時期や、クワッドアクセル(4回転半=4A)の完成状況と今大会での投入の可能性について語った。

「かなり長い期間、コーチがいない中で練習してきて、最初はやはり難しかったんですけれども。ジャンプの配置とか、スピンの配置とか、そういう流れ以外は全部…ほぼ全部、自分が決めてると言っても過言ではないプログラムなので。4回転アクセルについて考える時、イメージの中で跳べるイメージとかも具体的に膨らんできてて、あとはそれを体を乗せられるか、乗せられないかぐらいだと思うので。まあ今回はやらないですけど、率直に言えばなんですけど、アクセル跳びたかったなって気持ちはもちろんあって、もっと練習してきたかったなっていう気持ちも、もちろんあった。ただ、それだけじゃないっていうのを、やっぱ1人で練習してて、あらためて気付いて。このプログラムに対して、やっぱ4A(4回転半)入れて安定させられるのかとか。それでグジャグジャになったら、このプログラムに対して、どんな気持ちでやるんだとか。そういうのを、いろいろ割り切れるようになったなあと思って。ちょっと大人になったんですかね。割り切りをできるようになりました。自分がやるべき演技というのは、今回のSPとフリーで、ある程度は出せるんじゃないかな、とは思います」

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