桐蔭学園(神奈川)が京都成章(京都)を32-15で下し、前回大会に続けて優勝。史上9校目となる連覇を達成した。

東日本勢では、第73回大会(1993年度)と第74回大会(94年度)で優勝した相模台工(現・神奈川総合産)以来となる快挙。「西高東低」と言われてきた高校ラグビー界で、「東高西低」へと勢力図を定着させる確かな1歩を築いた。

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<決勝戦アラカルト>

▼初の6試合V 1回戦~決勝戦が最大6試合の大会(50、60、62回、64回以降)で、6戦した優勝は初めて。過去の優勝校はすべて2回戦からで5戦だった。

▼戦後6校目の連覇 26回大会以降。過去に秋田工(27~29回=3連覇、31~32回、35~36回)目黒(52~53回)相模台工(73~74回)啓光学園(81~84回=4連覇)東福岡(89~91回=3連覇、90回は桐蔭学園と両校優勝)。戦前に同志社中(3~7回=5連覇、9~11回=3連覇)京城師範(13~15回=3連覇)撫順中(21~22回)がある。

▼神奈川勢が京都勢に1勝1敗 過去に85回大会の伏見工36-12桐蔭学園。

▼神奈川勢6度目V 内訳は桐蔭学園3度(90、99、100回大会)相模台工2度(73、74回)慶応1度(34回)。