カーリング男子のコンサドーレは13日、谷田康真と相田晃輔が退団すると発表した。両者とも競技は継続していく意向を持っている。

コンサドーレは昨季まで日本選手権3連覇の強豪。日本代表として北京オリンピック(五輪)最終予選にも出場した。長らくスキップを担ってきた松村雄太は今年3月に退団。4連覇が懸かった5月の日本選手権では、サードだった谷田が新スキップ、リザーブだった相田はセカンドの新布陣で臨み、ベスト4の成績だった。

コンサドーレ関係者によれば、今後新たなメンバーを加え、チームは活動を継続していく方針。

混合ダブルスでの日本代表経験もある谷田はコンサドーレを通じて「このチームで得たことを生かし、引き続きカーリング競技に恩返ししていけるよう、活動していきたい」とコメントした。

相田は今後について「本業である漁業に力を入れつつも、ミラノ五輪出場に向けてカーリングも続けていきたいと思います。一人前の漁師、一人前のカーリング選手を目指して頑張っていきます」。漁師とカーリングの二刀流の道を継続していく。